大学院進学のご相談

それで、学生と院生の研究室で作業をしていたら、大学院進学を希望する学部生が相談に訪れて、ドクターの学生と話をしだした。
こうゆう話に首を突っ込むのは大好きなので、
「あぁ。大学院いきたいん?」
「はい。」
「やめといたほうがええで。このご時世でもこの学部出るだけやったらちゃんと就職できるんやから。私見てみ。37歳やで。パーマネントの職についたん去年やで。まぁ。いつ首になるか知らんけどな。」
などと話をして、院生に振って、ひとしきり話が進んだあと、
「あんた。勉強好きか?」
「はい。」
「ほな。何も考えんと大学院いって勉強したらええねん。それでその先野垂れ死んでもそれが人生やと思うこっちゃな。」
などと言ってみたりする。
ドクターの院生には、「kahachiさん。何あげてさげてしてるんですか?学生、とまどうじゃないですか。」
「けど。どっちもほんまのことやからな。」
などと答えてみた。人間何が幸せかは死ぬ時までわからんですから。