水了軒破産

弁当屋水了軒が破産するそうだ。

八角弁当の「水了軒」、破産手続きへ 明治21年創業
2010年4月20日
 明治時代に創業した大阪の老舗(しにせ)弁当会社「水了軒」(大阪市淀川区)が破産申請の準備に入ったことが20日わかった。同社が手続きを委任した弁護士事務所によると、同日付で事業を停止し近く大阪地裁に破産手続きの開始を申し立てるという。JRの駅構内や百貨店などで弁当を販売していたが、売り上げの減少が経営を圧迫していた。
 民間の信用調査会社によると、負債総額は約3億3千万円とみられる。
 同社のホームページによると、創業は1888(明治21)年。大阪駅構内で水あめとあんパンの販売から始め、1890年に弁当、すし、茶の販売を開始。1947年には東海道線の大阪―三ノ宮間で車内販売も手がけた。「大阪寿し」や「八角弁当」などの駅弁で関西を中心に親しまれていた。
 調査会社によると2009年2月期の売上高は13億2千万円。90年代前半には年商が約45億円に達したが、その後減少が続いた。従業員は昨年秋時点で約90人だった。
http://www.asahi.com/kansai/sumai/news/OSK201004200093.html