どこか。山際、古びた鉱山の跡もあるようだ。
鉱山跡の大きなコンクリートの橋脚の向こうに、大きな磨崖仏が何体も彫ってある。
大変見事な磨崖仏で、近くに寄ってみると、かけづくりの仏堂が朽ちながらも少し残っている。
車に乗っている。畑のなかを走っている。畑に囲まれて、60〜70年代風の未来都市にあるような現代建築の三階建てくらいのおおきさしかないのだが、十階建てくらいある建物が村を形成している。
向こうに大きな工場がある。