技能 二段階 一回目・二回目

一回目、車の点検をして、即座に路上。一回だけ教官が見本を見せてくれて、あとは運転せよ、ということだ。
道は、自動車が走っている。それも、巨大な車から小さい車まで、際限なく走っている。原付もはしっている。車が止まっている。信号がある。速度の規定がある。おばちゃんがいきなり飛び出してくる。中学生の集団が道ばたで奉仕作業か草引きをしている。草引きの集団を避けて、対向車が中央線をはみ出してくるなど大変危険な空間だ。
路上に出る車は、教習所内を走る車よりも上等らしい。ハンドルが驚くくらい軽い。慣れていないので運転しにくい。
止まっている車を避けるために右による、という技で、間隔をじゅうぶんあけるというのができなかった。どうもスピードを落とす必要があるらしい。また、左のタイヤがどこにあるか、という感覚ができていないためらしい。
信号は、歩行者用の信号が着いていたら、それの変わり具合を目安にして運転するようだ。変わり目の目安というよりは、歩行者用が青なら、心配せずに今の速度で走っても良い、という感じらしい。
スピードはぐいぐい出せる。50キロで走るところは50キロ出せるし、40キロ、30キロのところも自在だ。教習所内で35キロ出したらはやいなー、と思ったが、35キロなどあっという間に出てしまう。
走るコースは、現在の所私の生活圏内である。いつも、歩いて往復したりすると1時間以上かかるところを、すいーっと走ったりすると、車は便利やな〜、と感じた。