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昭和44年の大阪は阪急香里園駅近く

おばちゃんは、よそ行きでなくても着物を着ている人が多い
小学校高学年くらいの子供を持っている人は着物、幼稚園くらいの子供を持っている人は洋服?
買い物には、手提げかごをもって行く
ほっぺたまっかいけの子供がいる
背中に子供を負って仕事をする
店で弁当を食う
前年にスーパーマーケットが進出している(ダイエー香里店*1等)
近代経営がキーワード
市場がスーパーに対抗して共同でスーパー(大成スーパー)を経営する
のぼりの棹は竹
ラーメン、安売りで17円

[日常]昭和36年の行商人

売薬

足で移動
「華やかな消費生活に慣れた都会の人には前近代的な姿」
売薬は、一番歩のある仕事(10円で仕入れた薬が25円で売れる)
帳主(親方)になると儲けられるけれども、若い衆は親方丸抱えでもうけられない
計算はそろばん
大メーカーの攻勢に対応できている

青森の担ぎ屋

北海道に二俵の米を運んで収入は300円。
ボスから与えられた米を北海道へ運ぶ
800人いる
集荷ー運搬ーボス
路上のヤミ米市場で売る(取り締まると米の値段がつり上がる)
帰りは、スルメ等の海産物を持って帰る

東京の行商

千葉から東京へ野菜を行商 「千葉のおばさん」
行商、着物・もんぺ・前掛け。頭は手ぬぐい。たまに洋服の人もいる。
おばちゃんも着物
お母さんは着物・もんぺ、子供は洋服
千葉、家で栽培した野菜、駅前の朝市→東京へ
小林駅(千葉県印西市小林)では、行商人の収入が7割
金儲けをしているから家でも威張れる

大阪のヤミ米運び

ヤミ米、一斗につき100円ほどの儲け。あまり儲からない。食糧難のころは儲かった。
ヤミ米運びは洋服が多い?
生活に困窮した人、在日朝鮮人

大阪の反物行商

都会の未亡人
座敷に上がって、反物を広げて売る
人様のお情けで生きる
七輪で調理

華やかな都会、草深い田舎
経済のゆがみの中からうみだされる
流通の近代化