ある図版の出典

某県関係の民俗芸能の本をみると、最後に手書きの楽器や衣裳、かぶり物の一覧を描いた図版が入っていることがおおい。プロの手にしてはいま一つな絵ばかりであり、いきなり最後につくには唐突な感じもする。
これはいったいどこから出ているのだろうと思っていたのだが、今日、大阪の古本屋でふと目について買った昭和38年の本にまったく同じ図版が掲載されていた。
もにゃらら文庫の3冊目に出た本である。これが最初とみてよいだろう。
絵は著者のものと考えてよいのだろうか。