お金あります、給料いりません

来年度の科研費の行方だが、金はあるから給料いらん、といっているのにどこも引き取ってくれない。
今いるところも(くそっ私の科研費から30万円もぶんどっているくせに!)、出身大学もだめだ。他のつても頼ってみたが無理だ。
そんな制度がないらしい。
科研費でだれかに雇ってもらって研究員になれば、自分の科研費も面倒みてもらえるらしい。科研費持っている人間が科研費で雇われるなんておかしいではないか。
そんなことができるくせに、科研費で自分を雇うことはできない。
私は、ここ何年か毎年身分がかわっているので、「渡り職人ですわ。」といっていたのだが、浪曲などでイメージする渡り職人は、親方に自分の腕を見せつけて、「ほんなら10円でどないや」「いや毎晩酒一本つけてもらわなあかん」「よっしゃ。10円と酒一本や」と交渉したりする。
どう考えてもそんなことはできそうにもない。独立度合いは渡り職人とくらべようもない。渡り職人に申し訳ないから撤回する。