お金のでるお仕事

お金の出るお仕事のお誘いがある。
なんか、極めてめんどーくさそうなしごとなのだが(めんどくさそーなしごとなので、みんなが断って私のところまで回ってきた)、お金がでるそうなので、受けることにする。
奥様にいったら、
「せっかく時間があるのに自分のことをしたら?」
といわれた。
「自分のことせー、ゆうてもお金がなかったら何にもできんがな。小遣いでもくれるんかい?」
といったら、
「人にたかるな。」
といわれた。「たかる」などという辞書的な語彙でしかない言葉が発せられるのをきいてちょっと感心した。
辛い人生だ。
そういえば、前の前の前の仕事につくときに、その前の前の前の仕事が決まる前の日に某資料館の嘱託の仕事が決まったということがあった。嘱託の仕事はそれはもう楽しそうだったのだが、お金の計算と大学に属するということをかんがえて、涙を呑んで前の前の前の仕事につくことにした。
嘱託の仕事は、前の嘱託の人が急にやめて、全然人がみつからなくて、回り回って私まで来た仕事であった。担当の某博物館の人にはお断りをいたしたのであるが、大層お怒りのことであっただろう。
して、先日、別の研究科にいる後輩の院生に、その後なんとか決まった某資料館の嘱託の下で働くアルバイトの仕事がある、ということを聞いた。某院生は、私もkahachiさんと仕事したいですけど、kahachiさんの名前を出すのはやばいでしょー。私も知り合いだなんていったらねぇ、といわれた。
確かに、某院生にそんな危険な行為をさせるわけにはいかない。