土佐調査のまとめ

この前の調査は不完全燃焼だ。
祭りをみにいったのに雨で神幸祭がなくなってしまったというのが一番大きい。戦後から数えても数回しかないという雨に遭遇するという、日頃の行の悪さを痛感させる事態である。面白くない。
文献もたいしたものはでてこなかった。残念。村にある資料には明治のころ戸長が書いた文書の写しなんかがあるのだが、それはいったい何をみて写しているのだろう?ようわからん。
トウグミという祭礼組織に引き継がれている(?)文書があるらしい。最後の勘定のときに見たらよい、といわれたのだが、その勘定のときに、20年前の祭礼のビデオが出てきて、そちらをみながら神幸祭の聞き取りをしてしまった。文書をみていない!というか、文書のことを忘れてしまっていた。
聞き取りの裏をとるのに某村で聞き取りをしたかったのだができなかった。残念。
聞き取りをして祭礼組織がおもろそう、と思ったけれども、それの調査にいったわけではない。そしてあまりそういう方向に足を踏み入れたくないという精神的障壁がある分野であるから面白くない。
しかし、直会にすべて参加して、おいしいカツオを食えた。これだけはすばらしいことだった。お土産に持っていった塩味饅頭も好評だった。