調査

某所で調査。
年中行事を聞く。一通り終わったら、鍋が用意してあった。。。
コトノハシとかいうから、ほんまにそんなんするんかいな、と思って眉唾で聞いていたのだが、家に帰って某書で分布を確認してみると、峠一つ越えたとこで事例があるので、あってもいいようだ。
「よくできすぎ」で教科書を読むような感じだ。どうにも落ち着かない。「勉強」しているのではないか、と疑ってしまうのだが、勉強しているからといって毎年毎年できるようなものでもない。
「信仰は趣味でせないかん」ということなので個人的な面も大きいとは思われる。
お父さんが10歳のときに亡くなったそうで、祖父のやることを直伝されたのなら一世代越えて伝承された、すなわち、今100歳こえたくらいの人に聞いているのと同じだと考えればいいのかもしれない。
けれども、10年くらい前に80、90歳くらいの人たちにききとりを集中的にする機会があったのだが、ここまで教科書のように話がでてくるということはなかった。10年前はまだ調査をはじめた頃だったので、私があほだっただけかもしれないが、その時の感触とくらべてもここまではなかった。
なんか気色悪い。