お仕事

某市史のお仕事。
著者校正があった。
私は、その著者の原稿のある用語について、「学術用語として用いるについては問題なかろうが、市民感情としてこういう用語を用いるのはいかがなものか。」というようなことをぐちゃぐちゃっと校正原稿に書き込んでいた。
私のチェックが入った校正原稿は、他4人ほどのチェックとともに事務局のその部分の担当者がとりまとめと最終チェックをしてから著者校正を迎えるはずだった。
しかし、時間がなかったとのことで、著者には私のぐちゃぐちゃっとしたコメントがそのまま渡ってしまったのだ!
著者が私の向かいの机で作業をはじめると、
「なにっ?市民感情としてぇ!なんやこれ。このコメントだれの?」
「あっ。それ私のです。申し訳ありません。。。」
さいわいしばかれなかったけれども、冷や汗をかいたよ。
「とりまとめ」なんかを信じて、思うままにコメントを書き込むのは慎もうね。