本の値段がばれる

私は、本はこっそり買うことにしている。新刊書の高いのは仕方のないことであるが、古書の相応の値段をするものについては、出来るだけ気を遣っている。
古書店によっては、高い買い物をすると、着払いで着払いの手数料と送料サービスとかというところがある。そういう場合でも、できるだけ振り込みにするようにしている。
しかし、今日、うっかり着払いの分が来てしまった。
4冊で2万円なので、一冊はたいした値段ではないのだが、まとまると目立つ。
私が出ようと思って昨日から待機していたのであるが、少し家をでたときに郵便屋が来てしまった。もちろん、応対にでたのは奥様である。
「高い本。何買ったの?」
「大日本仏教全書の要る所。。。」
などといってみたが、反応はなかった。