レポートをみて思う

某実習のレポートを見て一番に目に付いたのは、段落の冒頭を一字下げにしていないものがかなりあることだ。
まぁ。この文章自体、段落の頭の一字下げをしていないのであるからそんなことはいえた義理ではないのだが、フォーマルな文章は、――あっ。本当に「フォーマル」な文章(結婚式の案内とかかっちんかっちんの挨拶文とか)は逆に冒頭の一字下げをしないではないか。う〜ん。いわゆる論文とか、そういうものを先に見据えた文章というべきか。――段落の頭を一字下げするのが「当たり前」だとおもっているのだが、今時の大学生にとってはどうも「当たり前」ではないような感じだ。
学校で原稿用紙の使い方とかは習わないのだろうか。本とか新聞とかそういう文章の形式をレポートなどでは踏襲しようとか思わないのだろうか。
今時の学生はどう思って段落の頭の一字下げをしないのだろうか。