漢文で「矛盾」を最初にするのはいいのか?

中学でならう最初の漢文は故事成語の「矛盾」の出典となった故事である。
しかし、ちゃんと解釈しようとおもったらなかなか難しい。
「能く〜す」という文がでたとおもったら「〜する能はず」という否定形がでてくるし、「〜ざる無し」という二重否定がでてくるし、「或」で「或ひと」と読ませるし、「事に於いて」というような解釈のむつかしい言葉が出てくるし、なんか大変だ。
細かい解釈をする必要はないのかもしれない。最初は慣れるのが肝心だ、とりあえず覚えとけ、ということだろうとは思うけれども、とりあえず覚えるにはいろんな要素がありすぎる。
ちゃんと分かりたいという生徒にはしんどいような気がする。