レポートを書く

朝からレポートを書こうともがく。
「特別活動の研究」という科目のレポートである。
教科書は通読した。通読したが、さっぱり分からない。読んでいる時は、苦痛以外のなにものでもなかった。
頭に残ったのは、特別活動というのは、PDCAサイクルというものに沿ってなんかせんならんらしいことと、いろんなところと関わっているらしいことと、自主性とかそういうもんが大事らしいことと、形式的にやってはいかんらしいことくらいで、なんか分からん。
教科書の事例報告の記述は分かるので、これは、私の読解力の問題というよりは、記述の方法に問題があるに違いない。「学習指導要領解説 特別活動編」なるものを文科省のHPからダウンロードして読んでみた。こちらの方がはるかに分かり易い。
教科書の理解不能な部分は、この「学習指導要領解説」の焼き直しの部分なのである。普通、分かり易くなるんじゃないのか?
学校の先生の質が下がったから、もっと「専門性」を高めないかん、とかいうけれども、その「専門性」が理解不能な日本語で担保されているところに大いなる問題があるような気がするのだが、それは私の思い誤りというものであろうか。
この教科書の私の理解できなかった日本語部分の記述についていくことのできるタフさこそが「専門性」なのだろうか。いや、こんな謎の日本語でもありがたがって理解しようとする「無垢さ」(無批判性)こそが真に養成されるべき「専門性」なのではなかろうか。

 

こんな感じで、自分の品性をおとしめるような毒を吐いてしまうくらいによくわからなかったのだ。もう何とかして欲しい。

 

※「学習指導要領解説」というのは、どうも、学習指導要領の息継ぎ不可能な感じのなが〜い、解釈困難な文章を、多少解釈可能なようにしてくれて、この辺はこうやりなさいよ、と書いてあるもんのようである。