ロシアや中国にあるような社会主義政権時代に建築された高層アパート群の中を歩いている。

ボスからメールが来て、「至急研究室にきてください」とあった。中身を見ると、研究センターでぼやがあったらしい。メールにはぼやの新聞記事が添付されていた。それによると、土曜日の研究グループの会合のあと、研究センターで懇親会がおこなわれたのだが、エアコンが入れっぱなしで、その熱気が食べ残しのスルメに引火したらしい。

メールの送信時間が2時20分で、時計をみたら2時40分だった。いまから出勤すれば4時前には研究室に出頭できる、と思って、昨日買った電波時計をみたら4時40分だった。

ふとんの中で、うわー、今日出勤してないやん、と思って、相方と連絡をとる方法をいろいろ考えた。