あかんたれ

安造と愛子の間に子供が産まれた。安造の「安」の反対で、「高作」(たかさく)という名前になった。(神戸?の判子屋に居候?しているが、どういう経緯なのだろうか。)
なんか、詐欺師の先生が安造と接触してきたらしい(多分、昨日の話)。ついに詐欺計画発動か。
秀松は東京にいって、音松にあっていた。東京でステテコを捌くのを依頼していた「楠木」というのは、音松のことだったらしい。
女向けのももひきを製造している女社長(大阪の商人が大嫌い)と東京でのステテコ製造計画の話がでていた。女社長はだれなのか。
秀松は、成田屋を出て、新しい会社を作るという計画に消極的である。これは、糸茂から、母親と一緒に住まなあかん、といわれたからだ。しかし、その理由を音松と一緒にさせるために、母親の横暴からこいさんを守るためだと偽っている。
こいつ意外とせこいところがあるな。
秀松はステテコという大ヒットを持っているのだし、大きな問屋からも信頼を得ている。意地を通さずに、成田屋からさっさと出て新しい店を作れば間違いなく大成功できる。成田屋のみんなも万々歳だ。
そんなことを捨てても自分の意地を通すのか。成田屋の人間も成田屋の人間だが、秀松も秀松だ。経営者としては、どうしようもないあかんたれである。