書類作成2

不毛とまでは言わないが、決して有益とは言えない書類作成の続き。結局、大河ドラマが終わる頃までかかってしまった。
その後、科研費の書類作成。なんか、エフォートを「75%」とか書いていたら、「エフォートは全仕事を100%ととして実態を記入」と事務の人からチェックを入れられてしまった。
仕事とは何だろう。教員にとっての仕事というのは研究であって、その他の雑務は研究を邪魔するもので仕事ではない、と考えれば「75%」は嘘ではないような気もする。
雑務は仕事だ、と言われると、10%くらいか。もっとないか。5%くらいか。
仕事の中に、「あかんたれ」を見て、「おおっ。ステレオタイプの大阪商人はこんなことをするのか。おもろい。」とか、歩いていて、お地蔵さんがあったら、じろじろ眺めて、銘文を探したりして、「おおっ。元禄か。」と思ったり、墓石を見て、「文化か。。。」と思ったりするのも入れると、なんだかもう分からなくなる。
飯を食ったり、通勤したり、風呂に入ったり、テレビをみたりするのは仕事なんだろうか。電車の中で、人を観察したり、景色をみて、あんな所に寺がある、と思うのは研究の一部になり得ると考えれば仕事なんだろうか。テレビでも、NHKスペシャルなんかで、「おもろい。」と思ったり、ニュースを見て、へー、と思ったりするのは、研究の一部になるかもしれない何かなんだから、仕事なんだろうか。
ぼーっとしている時に何か思いもかけないことを思いつくことがある。ということは、何もせずぼーっとしている時間もすべて研究時間とみなせるかもしれない。睡眠中も夢でとんでもない事を見て、すごい研究ができるかもしれない(少なくとも、論文がせっぱ詰まると夢の中でも執筆することはある。)。ということは、睡眠も研究時間の中にいれるべきなんだろうか。