原稿を出す

奥様を怒らせただめ原稿をとりまとめの先生にメールで送る。
今日は午前中、原稿を直して、昼頃に図書館に行く。図書館ではいくつかの資料をみて、自分を納得させて、その後3時頃から7時半頃まで再び原稿をなおす。
今回扱ったお話の一部は、柳田国男がなんちゃらかんちゃらという近世の地誌を使って「巫女考」に引用している。このなんちゃらかんちゃらという資料は翻刻がなく、とりあえずこの一週間くらいではみることができない。同じ伝承の報告はあるのだが、柳田が書いている内容ではない。なんちゃらかんちゃらを引用してすぱっとまとめたかったのだが、この部分についてはまわりをなでている感じで本体がつかめない。
気色が悪い。
それにしても、わずか2909文字の原稿に大変な時間を費やしてしまった。構想もくそもなく、資料も一から集めるところからはじめたのでこれでも早いのかもしれない(資料の確認等すべて学術論文仕様)が、少なくとも文筆業にはなれそうもない。