出張申請書の控

夏の調査の出張申請書の控が帰ってくる。
「公共交通機関を使え。」ということで、バスで数時間移動したことにしたら、バスの申請は認められていなかった。
なんでも、バスの移動は、日当(850円←笑かしよる。)で処理せよという規定になっているらしい。
ちなみに、この申請は、以前、タクシーで移動したことにしたら、タクシーは領収書がないとだめ、といわれて書き直したのだ。
こんなことなら最初から汽車で移動する申請を出しているのに。。。
「公共交通機関の移動が困難の場合、領収書があれば対応します。」とメモがあったが、公共交通機関の移動が困難だから、自家用車で移動しているのである。どうやって領収書をだせというのか。
第一、出張規定をくれ、といってもくれない*1のに出張規定によると、といわれても困るのだ。パーマネントでこの大学にいるのなら試行錯誤を繰り返して学習していく余裕もあるのだが、今年度限りなので試行錯誤をしている余裕はないのだ。
ちなみに、科研費はあと30万円も残っている。物品購入すると研究なんとか課と応対しなければならないので憂鬱だし、調査いっても赤字だし(とゆうか、日当850円とかの算定では出張しても全然減らん)、本は買えないし(全部図書館入り)、こう見ると、この大学の科研費の扱いは「任期切れ無職」みたいな弱い立場の人間をまったく想定してないし、そもそもそうせいという科研費そのものが無慈悲な金なんだな。
もっと弱い人々にやさしいお金が必要なんじゃないか。

*1:今の身分は、大学全体の規定としては、自分で出張したり物品を購入したりできる身分ではないらしい。そういう下賎の者に出張規定やお出入り業者のリストは見せられないものらしい。