調査

年中行事の聞き取り。
予想していた通り、3時間ほどの聞き取りでは半分ちょっとしか無理。前日に予習して聞き取り項目をメモ(ノート6頁も。。。)して、効率を優先して聞いたのだが、無理。次回を予約して途中でおわる。
伝承者としては申し分ないのだが、村の中での位置づけが微妙。隣村にある巨大な家の別れになる家らしい。過去帳の一番古いのは元禄はじめになっているので、そのころにはこの村に住んでいたらしい。分家をしたのは相当前になるようだ。
隣村の巨大な家でも夏に少し聞き取りをしたのだが、盆のやりかたなどが非常に似ている。一方で、この村で盆の時期に歩いて聞き取りをした他のいくつかの家の風習とはかなり違っている。家の人も、村内の自らが含まれる同族集団と、村の他の家とはやりかたが違うことを認識している。
この家の話を聞いてこの村の年中行事の一般像を提示するのはかなり問題がありそうだ。時間もないのに困ったことだね。
帰りに、「車やったら野菜でも持って帰りーな。」といわれて、奥さんから渡されたのが、片手では持てないくらいの巨大な白菜と巨大な菜っ葉。「一個ずつだけやけどー。」といわれたが、これを2個もらうとどうしようもなくなるくらいでかい。
次回はなんかおみやげをもっていかなければなるまい。