この一年

この一年、最初の3ヶ月は某国立大学の助教、残りの9ヶ月は某私学でポスドクである。給料は半分になってしまった。この一点においてろくな年ではない。
調査員とかなんとか委員になって調査をしている内に週に一回以上調査をしているという訳の分からない状況に陥ってしまった。当然、自分の勉強の方に影響を及ぼしている。科研費があるのに一向に科研費のテーマは進んでいない。。。
この一年でみると、某町史と辞めた大学の所属学部の共同研究の二冊の本がでた。調査報告書は一冊。雑誌論文は査読論文が一本。雑誌のコラム一本。
論文が二本あるけれども、古いテーマをまとめたものばかり。新しく一から資料を集めて書いたものではないというところが危うさを感じる。論文よりも、雑誌のコラムとか報告書の方が一から集めた資料で書いた活きのよさがあるはずだ。雑誌のコラムは今後論文にもっていけるかもしれん。原稿全体で300枚くらい。一テーマで書けば学位論文になる分量だが、全部別のテーマである。仕事を選ばないといかん。
とにかく、まだいっぱいお仕事の原稿のしめきりがあるのだが、どうなっているんだろうかね。