来年度の科研費の行方

今年度の科研費の残りは0円になった。
お金があると、片っ端から関連資料をコピーするとか、よほどの覚悟を決めていかなければならない遠いところの調査にほいほいと行けるとか、何千枚の写真をデータ化するとか、お金がないときにはどう考えてもできないことができることがよくわかった。90万円もらうだけでいままで10年かかって集められなかった資料をちょっと思いつくだけの分はほぼ全部集められたし、今まで二の足を踏んでいた遠いところの調査に2回もいけてしまった。
金が全てとは言わないが、お金があれば難なくできることはあまたあるようだ。
来年度も50万円ある。こんなお大尽のような研究活動を来年もしてもよいことになっているのだ。
しかし、受入研究機関がない!
たかが所属先がないというだけで、私から研究費を取り上げようというのか。研究は所属がないとできないとでもいうのか。