課題は明確に定められなければならない

某文書の翻刻だが、事務局にごっそり送ったら、あれとこれとそれをいつまでに図録に掲載できる水準で送れ、という指令がきた。
いままでは、このへんからこのへんまでをだして、という曖昧な指示で、最終的にどの文書がどの程度の水準で必要なのかが今ひとつはっきりしなかった。はっきりしないので、作業をしていても「どの辺までのがほしいねん?展示計画はどうなっとんねん?」とかといいながらストレスフルな作業をおこなっていた。
しかし、分量と要求水準と目的がはっきりした指定をされるとそういうことは考える必要がなくなる。求められる水準までデータをブラッシュアップしていけばいいだけである(できるかどうかとか、時間がどれくらいかかるかとかはまた別の話である)。
やはり、課題は明確な指示があってこそこなせるものなのである。