子供がうまれる

二人目の子供が生まれる(最近、奥さんや子供の話が少なかったのは、実家に帰っていたからなのです)。
私も奥さんも立ち会い出産とかはしたくない、といっていたのだが、奥さんのお母さんが、「こっちこっち」といって招いたところが分娩室で、「いや。これは。あんまり。」といって出て行くわけにもいかず、結果として立ち会い出産となってしまった。

子供がむにょっ、とでてくると、その後しばらくして、へその緒に続いて、胎盤がでてくる。
胎盤というとぴんとこないが、胞衣と書くと観察の対象となる。
エナといえば、画像のように、蓮の葉に象徴されていて、これをかぶった子供などが描かれる。だいたい、幼くしてなくなった子供が被っていたりする。この絵では、成人の男女がかぶっているけれども、こういう場合は、これから再生することを象徴している、と解釈されたりする。
ほんまに胞衣というのは蓮の葉に象徴されるような形なんだろうか、とまえから思っていたのだが、こういうときに確認しないと確認する機会がない。
へその緒の先からどろっという感じででてきたのは、確かに蓮の葉を思わせるかたちであった。へその緒を茎に見立てて、その先の血管というか筋というかはまさに葉の裏の筋のようだった。
隣にいたお母さんに、「死んだ人が蓮の葉を云々」などというわけにもいかないので、「これ、お母さんのところではどないしてんですか。うちでは男親が墓に埋めるゆうてゆうんですけど。」と聞いたら、「そんな知らん。私の時も病院で処理したっちゃんちゃう。」と言われたので、「墓に埋める」から持って帰るとかいうこともなく、お医者もその会話を聞いていたのか聞いていないのか、何も言わず、どこかに処理されてしまった。
ちなみに、「胎盤」とgoogleさんに問えば、いろんな画像があがってくるので、それが蓮の葉かどうかを確認したい人たちはみるがよろしい。