中国の古典教育

留学生に聞いたところでは、小学生の頃から日本でいうところの漢詩を暗誦させられるそうな。散文もけっこう暗誦するそうな。
そして、論語はよく読むらしい。孟子とかそういうもんはほとんどよまんらしい。大学・中庸とかそんなんもよまんらしい(こんなものをあげる時点で何かを誤解しているかもしれない)。留学生は、「論語やっとけば漢文の基本はわかります。どうして日本ではもっと論語をやらないんですか?」という。
日本語で漢文を読むときは、「訓読」というフィルターを一度とおさなくてはならないので、論語にあるような、後の時代にはあまり使われない仮借とか、そういうのんて中国語からみたら普通なんかもしれんけど、訓読するときすごーくハードル高くなると思う、とかいってみた。
志怪小説とかもけっこう読むらしい。
googleさんに聞いてみると、「中国における「漢文教育」の特質をさぐる」(
http://dspace.wul.waseda.ac.jp/dspace/bitstream/2065/30188/1/GakujyutsuKokugo_56_00_005_DING.pdf)という論文があるとでた。
これをみると、留学生のいっていることと相違があるようにみえるのだが。。。孟子けっこうよんどるみたいやけど。
独自の教材で学んだのか?