疑いが晴れるか?

最近、私の所属する研究科の演習で近世地誌をしばしば使うそうである。しかし、一番よく使う地誌が図書館にないのである。所蔵はあるけれども、現物はないのである。後輩たちは、
「kahachiさん『○○』知りませんか?」
「知らんで。」
「kahachiさん出るときに借りたままなんじゃないですか?」
助教首になった時に、借りっぱなしでおったろ思た本があったんやけど、2回も直に催促がきたから全部返したわい。」
「でも、こんな本使うのkahachiさんくらいしかいないじゃないですか。」
「確かに。この本は欲しいけど、とってないよ。」
といって泥棒扱いされていたのである。
しかし、今日、新聞をみていると、その研究科の図書館などで450冊も本を盗んだやつが捕まっていた。近世版本中心に盗んでいたらしい。昭和初期にでた本がネットで販売されていて足がついたらしい。
こいつのおかげでわしが今まで泥棒扱いされていたのであるから、いっぺんしばいたらないかんところである。